60代独身男性、まだ結婚を諦めない――残りの人生を誰と生きるか

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1.60代になった今、もう一度「結婚」を考える

1-1.「今さら」と思う自分と、「まだ」と思う自分

60代になって、改めて結婚について考えることがあります。

正直なところ、「今さら結婚を考えても仕方がないのではないか」と思うこともあります。

これまで一人で生活してきた時間も長く、自分なりの生活リズムもできています。

一人でいることには、気楽さがあります。

誰かに生活を合わせる必要もありません。休日をどう過ごすか、何を食べるか、どこへ行くかも、自分で決められます。

そんな自由は、長く一人で生活してきた私にとって、大切なものです。

だからこそ、結婚を考えるときには、少し不安もあります。

誰かと一緒に暮らすことで、今までの自由が失われるのではないか。

自分の生活ペースを変えなければならないのではないか。

そんな気持ちもあります。

つまり今の私は、「結婚したい」という気持ちだけを持っているわけではありません。

誰かと一緒に過ごしたい気持ちと、一人で自由に生きたい気持ち。その両方があります。

その矛盾した気持ちを抱えながら、これからの人生について考えています。

1-2.私が求めているのは「結婚」という形だけなのか

60年間の人生を振り返ってみると、これまでまったく異性との縁がなかったわけではありません。

自衛隊にいた時代や、その後に中小企業で働いていた時代にも、職場の中で「この女性はいいな」と思ったことはありました。

もちろん、そうした思いがすべて成就したわけではありません。

それでも、長い人生の中で、誰かに魅力を感じたり、「この人と一緒にいられたら」と思った経験はありました。

そう考えると、私が今になって結婚を考えているのは、突然思いついたことではないのかもしれません。

これまでの人生の中にあった、さまざまな出会いや思いが、60代になった今になって改めてつながってきたようにも感じます。

そして現在、私が求めているのは、結婚という形そのものだけではないように思います。

異性と話していると、単純に楽しいと感じることがあります。

それだけではありません。

自分一人で考えていると、自分の経験や考え方の範囲で物事を考えがちです。

ところが誰かと話していると、自分にはなかった発想や、新しい考え方、知識、思いもしなかった提案を聞くことがあります。

「そういう考え方もあるのか」

「そんな見方があるのか」

と思うこともあります。

そうした会話をしていると、一人で考えているときには気づかなかったことに気づける場合があります。

そして、ふと、

「こういう話ができる人が、これからもそばにいてくれたらいいのにな」

と思うことがあります。

気の合う異性と時間を共有できれば、一人で過ごすよりも、毎日が少し充実するのではないか。

そんなことを考えることがあります。

ただ、だからといって、今の自由をすべて手放したいわけでもありません。

一緒に暮らすなら、生活について話し合う場面も増えるでしょう。

自分一人なら自由に決められることでも、二人なら相手の考えを聞く必要があります。

だから私は、結婚を考えるときに、どちらか一方を選ぶ必要はないのではないかと思っています。

一緒に過ごす時間も、一人の時間も大切にできる関係。

それが、今の私が考えている60代からの結婚です。

2.60代の結婚で、相手に求めるものを見直してみる

2-1.若い頃と同じ条件では考えない

60代になれば、若い頃とは結婚に対する考え方も変わってきます。

若い頃なら、外見や年齢、仕事、趣味など、さまざまな条件を気にしていたかもしれません。

しかし、これからの人生を考えると、それだけではありません。

私が大切にしたいのは、

  • 一緒にいて無理をしなくていい
  • お互いの考えを尊重できる
  • 会話を楽しめる
  • 生活のペースが大きく違わない
  • お金についても現実的に話し合える
  • お互いに一人の時間を持てる

といったことです。

そして私の場合、もう一つ考えておかなければならないことがあります。

それは、自分が実際にできる生活を相手にも理解してもらえるかどうかです。

2-2.自分ができる生活を、正直に考える

私は現在、自分の資産総額を約1,800万円と考えています。

この金額をどう見るかは、人によって違うでしょう。

ただ、私自身は、この資産規模で高価なマンションや新築の一戸建てを購入するような生活は現実的ではないと考えています。

住まいについても、賃貸アパートに住むか、数百万円程度で購入できる中古の古いマンションなどを検討することになると思います。

つまり、私がこれから誰かと生活するとしても、最初から豊かな住環境を用意できるわけではありません。

ここは、結婚を考えるうえで、自分自身がきちんと認識しておきたい部分です。

相手にどんな生活を望むのかを考える前に、自分がどんな生活を提供できるのかを考える必要があります。

2-3.「このくらいの生活でも一緒にいられるか」

私と一緒になるのであれば、必ずしも高価なマンションや新築の一戸建てに住めるわけではありません。

旅行や外食についても、何でも自由にできるほど余裕があるわけではありません。

それでも、

「このくらいの生活でも一緒に暮らしていける」

「二人で工夫しながら生活していけばいい」

と思ってくれる女性であれば、私はありがたいと思います。

これは、相手に我慢してほしいという意味ではありません。

相手にも当然、希望する生活があります。

だからこそ、最初から自分を大きく見せるのではなく、

「私と一緒になると、こういう生活になる可能性があります」

と正直に伝えることが大切なのだと思います。

その現実を見たうえで、相手に判断してもらえばいい。

私は、それが60代からの結婚では大切なのではないかと思っています。

3.相手を探す前に、「自分はどんな男性なのか」を考える

3-1.相手に求めるだけでは、結婚は成り立たない

相手に求める条件を考える一方で、自分自身についても考えておく必要があります。

自分が相手に「話を聞いてほしい」と思うなら、自分も相手の話を聞きたい。

自分が「新しい考え方を知りたい」と思うなら、相手の考え方を否定せずに受け止めたい。

そして、自分が自由を大切にしたいなら、相手の自由も大切にしなければなりません。

自分ができる生活を理解してほしいと思うなら、相手の希望する生活についても耳を傾ける必要があります。

結婚は、一方だけが何かを与えてもらうものではありません。

お互いに譲り合い、支え合いながら生活をつくっていくものだと思います。

3-2.60代まで生きてきた経験も、自分の財産

60代まで生きてくれば、それなりにいろいろな経験があります。

仕事でも、生活でも、人間関係でも、うまくいったことだけではありません。

失敗したことや、後悔したこともあります。

それでも、そうした経験を含めて、今の自分があります。

資産の金額だけが、自分の価値ではありません。

これまでの人生で身につけた経験や考え方も、自分が持っているものの一つです。

3-3.自分の弱点も見ておきたい

一方で、自分の良いところだけを見るのも違うと思います。

一人で長く生活していると、自分のやり方に慣れてしまい、人に合わせることが難しくなる場合があります。

自分では普通だと思っていることが、相手にとってはそうではないかもしれません。

また、自由に生活してきたからこそ、誰かと暮らすことで窮屈さを感じる可能性もあります。

だからこそ、

「自分は相手から見たら、どんな男性なのだろう」

と考えることも必要だと思っています。

4.二人の生活を考えると、避けて通れない「お金」の問題

4-1.60代の結婚では、資産の現実から逃げられない

60代からの結婚を考えるなら、お金の問題は避けて通れません。

私の場合、資産総額は約1,800万円です。

この金額を前提にすれば、これからの住まいや生活についても、選択肢はある程度決まってきます。

高価なマンションを購入したり、新築の一戸建てを建てたりすることは、私にとって現実的とは言えません。

賃貸アパートに住むのか、数百万円程度の中古マンションを購入するのか。

そうした現実的な選択肢の中から、生活を考えることになります。

私は、この現実を隠してまで結婚したいとは思いません。

最初から正直に話したうえで、それでも一緒に暮らしたいと思ってくれる人と出会えたほうがいいと思っています。

4-2.相手に何を求めるのかと、自分ができることを考える

結婚相手について考えると、つい「どんな女性がいいか」ということに目が向きます。

優しい人がいい。

気が合う人がいい。

話をしていて楽しい人がいい。

そう考えるのは自然なことです。

ただ、その一方で、自分は相手にどんな生活を提供できるのかも考えておきたいと思います。

私には、高価な住まいやぜいたくな生活を約束できるほどの経済力があるわけではありません。

その代わり、一緒に話をする。

お互いの考えを尊重する。

二人で生活を工夫する。

そういう関係を築ければいいと思っています。

4-3.お金について話せる相手かどうか

お金の話は、どうしても避けたくなるものです。

資産、収入、住まい、生活費。

どれもロマンチックな話ではありません。

それでも、一緒に生活するのであれば、いずれは話す必要があります。

「これくらいの生活になるけれど、それでも一緒にやっていける?」

そう聞いたときに、相手も自分の希望を話してくれる。

そのうえで二人で考える。

私は、そんな関係のほうが現実的だと思っています。

5.完璧な相手ではなく、「現実を一緒に受け入れられる相手」を考える

5-1.60代には、それぞれの人生がある

60代で出会う二人には、それぞれの過去があります。

仕事も違えば、生活環境も違います。

資産状況や、これまでの人生も違うでしょう。

考え方や価値観が違うのは当然です。

だから、すべてが一致する相手を探す必要はないと思っています。

むしろ、自分とは違う考え方を聞いたときに、

「そういう考え方もあるんだな」

と受け止められることのほうが大切なのではないでしょうか。

それは、私自身が異性との会話を通じて感じてきたことでもあります。

5-2.一緒にいる時間と、一人の時間を両方大切にしたい

結婚したからといって、すべての時間を一緒に過ごす必要はないと思います。

私は、一人で過ごす時間も大切にしたいと思っています。

自分の趣味を楽しんだり、自分のペースで過ごしたりする時間は、これまで一人で生きてきた中で身につけてきたものでもあります。

一方で、気の合う人と話をしたり、一緒に食事をしたり、同じ時間を共有したりすることにも魅力を感じます。

だから理想を言えば、

一緒にいるときは一緒に楽しめる。

一人で過ごしたいときは、お互いに自由に過ごせる。

そして、

ぜいたくな生活ができなくても、二人で工夫しながら暮らしていける。

そんな関係がいいのかもしれません。

6.まだ結婚を諦めないなら、小さくても動いてみる

6-1.何もしなければ、今までと同じ生活が続く

結婚したいと思っているだけでは、状況は変わりません。

無理に婚活を始める必要もありません。

ただ、人と話す機会を増やしたり、新しい人と出会える場所に行ってみたりすることはできます。

大きなことを始める必要はありません。

まずは、人とのつながりを少しずつ増やしていく。

その中で、「この人と話していると面白いな」と思える相手に出会えるかもしれません。

6-2.結婚だけをゴールにしない

結婚だけを最終的なゴールにしなくてもいいと思っています。

誰かと話すことで、新しい考え方を知る。

自分にはなかった知識を得る。

これまで考えもしなかった提案を受ける。

そうした変化だけでも、一人で生活しているときにはなかった刺激になります。

その先に、「この人と一緒に人生を過ごしたい」と思える相手が現れたなら、結婚という選択肢を考えればいい。

そのときには、自分の資産や収入、住まいについても正直に話せばいい。

お互いの自由をどこまで尊重できるのかも、二人で話し合えばいい。

私は、そんな順番でもいいのではないかと思っています。

7.まとめ――60代だからこそ、これからの人生を自分で考えたい

60代になってから結婚について考えると、「今さら」という気持ちが出てくることがあります。

それでも、まだこれからの人生があります。

一人でいることには自由があります。

その自由を大切にしたいと思っています。

同時に、誰かと話すことで、自分にはなかった考え方や新しい知識に触れることもあります。

そんなとき、

「こういう人がそばにいてくれたらいいのにな」

と思うことがあります。

私の60年間を振り返ってみても、これまでに「この女性はいいな」と思ったことが一度もなかったわけではありません。

自衛隊時代にも、その後の仕事の中にも、そうした女性はいました。

その思いが成就しなかったこともあります。

それでも、そうした経験も含めて、今の自分があります。

一方で、私には誰かに豊かな生活を約束できるほどの経済力があるわけではありません。

その現実を隠すこともしたくありません。

だからこそ、結婚相手に高い生活水準を求めるのではなく、

「このくらいの生活でも、一緒に楽しく暮らしていける」

と思ってくれる人と出会えたらいいと思っています。

もちろん、相手にも相手の希望があります。

だから、自分の現実を正直に伝え、そのうえで相手に判断してもらう。

自分の自由も、相手の自由も大切にする。

そして、二人で無理のない生活をつくっていく。

それが、私が今考えている60代からの結婚です。

結婚を考えるということは、単に「結婚相手を探す」ということではありません。

これから、どんな人と、どんな生活を送りたいのかを考えること。

それが、私にとっての「残りの人生を誰と生きるか」という問いなのだと思います。

答えは、まだ分かりません。

それでも、人と話し、新しい考えに触れながら、自分自身についても考えていく。

そして、自分の経済的な現実も隠さずに受け入れる。

そのうえで、それでも一緒に生きたいと思える人が現れるのなら、それは60代からの人生にとって、大きな意味を持つのではないかと思っています。

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